体験授業・見学
必ず、見学・体験授業は行うようにしましょう。
タイミングが合えば、説明を聞きに行った時に、先に見学だけは済ませておいた方が良いでしょう。
前述したような講師の善し悪し等は、その時に見る事が出来ます。
特に集団塾の場合は、必ず子供と行く前に見学を済ませておく事をお勧めいたします。
理由は簡単です。
近所のお友達がその塾にいた場合、さそわれて断り切れず決めてしまうというケースがあるからです。
せっかく『正しい塾の選び方』『賢い塾の探し方』を心がけているのに、そんなことろで通う塾を決めてしまったのでは意味がありません。
一度見て、納得しておくことが大切です。
子供を連れていくのは、ここで良いと親が思ってからで良いのです。
体験授業は、概ねの塾は希望すれば受け付けてくれると思います。
必ずやっておくようにしましょう。
そこでの注意点は、『担当講師』がその講師で間違いないのかという事です。
個別指導教室に多いのですが、体験専用の講師がいるケースがあります。
集団塾でも、人気のある先生の授業を見せるが、そのクラスには入れないというケースは少なくありません。
それでは体験の意味はありませんので、必ずあらかじめ、参加できるクラス、継続してみてもらえる講師の指導を体験させてもらえるようにお願いしておきましょう。
さて体験指導の善し悪しですが、こればっかりはなんとも言えません。
子供に分かったかどうかを尋ねてみるしか、判別の方法が無いのです。
結局授業を受けるのは子供ですから、最後の決断は子供に任せるようにしましょう。
親が決めても、子供のやる気をそぐだけです。
この時気をつけたいのが、子供の結論を急がない事。
子供なりに気を使って、教室の中では『分かりやすかった』とか『良く分かった』等という言葉を選ぶ傾向があります。
帰り道でじっくり聞けば良いのです。
その場で決める必要はありません。
とにもかくにも、必ず上記に注意した上で体験授業は受けるようにしましょう。
いくら色んな塾を見て回っても、見るだけで決めては意味がありません。
塾の説明に納得して、体験授業で納得できれば、後は入塾をするだけです。
ここで長く迷うのはお勧めできません。
子供のやる気というのは移ろいやすいものですから、そのやる気を持続させるためにも、良いと思ったらすぐに決めましょう。
では、次の授業ではもう一つ別軸の塾の選び方である、塾のサービスについてお話いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。