学習計画を確認する

学習計画を確認する

塾に行って何を話せば良いのか分からないと思いますが、やりたい事は一つです。
学習計画の確認です。

とりあえず塾を探しているので、塾の説明を聞きたいと言う話をしましょう。

ここでパンフレットだけを渡して終わりという事であれば、その塾にはもう用はありません。
きちんと話を聞いてくれる教室を探しましょう。

大体の塾は話を聞いてくれるだろうと思います。
先ずは塾の概要を聞いて、大体のイメージをしてください。
次は子供の状況を話すようにしましょう。
どこの学校にかよっていて、どういう内容で困っているのか、その事を相談することが必要です。

ポイントはここからです。
その内容に対して、具体的な目標と計画性を持ってお話ししてくれる塾であれば、OKです。
逆に、同じような生徒さんもいますよとか、大丈夫任せてください等と、具体性が無い話をするような塾であれば要注意です。

現在の遅れた状態から、どのようにして他の生徒との差を埋めていくのかを、しっかりと確認するようにしましょう。
また、その計画の中に、生徒は何をしなければいけないのかが含まれているかどうかも重要です。塾に通えば上手くいきますと、漠然と言っているような塾は危険です。
塾が何をする、生徒が何をするという役割分担が本当は必要です。
その事に触れているかどうかも、確認します。

この時気をつけなければいけないのは、塾から見れば新しいお客さんですから、何が何でも入って欲しいという事です。
相手は塾の営業マンですから、良い印象を与えようとします。
重要なのは、その中から、相手の知識や生徒に対する思いを引き出す事です。
それ以外の話はどうでも良いのです。

他の塾がどうしたとか、ここの生徒はどこに合格したとか、立派なテキストだとか、PCを使って勉強できるだとか、そんなことはどうでもよろしい。

相手が自分の子供に、何をしてくれるのか。
どういう計画で成長させていくつもりなのか、そこに絞って話を聞きましょう。

別に、上記した余分な話をする塾の講師や教室長が悪いわけではありません。
ただ、そればかりで、お子様の状況に主軸を置いた話が出てこないようであれば、そんな塾には通わない方がよろしいでしょう。

納得いく話が聞けたようであれば、次のステップに進みます。

どうですか、結構大変でしょう。
『賢い塾の探し方』『正しい塾の探し方』というのは、それほど簡単なものではないという事です。

では、次の授業では、次のステップである体験指導や見学について、お話いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。