進学塾と補習塾
進学塾と補習塾
先程、進学塾と補習塾の違いは下記のようにご説明いたしました。
進学塾は受験のために必要な勉強を行う塾。分かりやすく言うと、偏差値を上げるための塾です。
補習塾は学校の成績を上げるための勉強を行う塾。分かりやすく言えば、内申点・通信簿を良くするための塾です。
目的が違うというのもおわかりいただけたと思います。
とはいえ
『最終的には受験が目的なのだが、内申点も良くしたい』
というのが当然のご意見だと思いますし
『じゃあ、どちらが良いのでしょうか?』
というのが皆さまが知りたい事だと思います。
ですので、それぞれの使い分けについてお話しさせていただきます。
使い分けるポイントの一つ目は
『学校の成績と受験は関係あるのかどうか』をはっきりさせる事です。
高校受験なら概ね関係あります。
大学受験なら、公募推薦、指定校推薦等は関係があります。AO入試は関係する場合としない場合がございます。
中学受験は学校の成績は関係ありません。
関係が無ければ、当然補習塾に行く意味はあまりありません。
勿論、進級のため等という特別な理由もあるかもしれませんが・・・。
ポイントの二つ目は
『今の成績がどのくらいなのか』という事です。
学校の成績でどのくらい必要なのかの目安は、調べる事が出来ると思います。
足りないのか、足りているのか。
さらには、今後それを維持できそうなのか、下がっていきそうなのか。
もし、足りていなかったり、下がっていきそうだったりするようであれば
補習塾で授業を受けて、先ずは学校の成績を立て直した方が良いでしょう
ポイントの三つ目は
『間に合うのかどうか』という事です。
学校の成績をいまさら少々上げた所で、どうしようもないという場合は多くあります。
学校の成績を上げるには時間がかかりますが、テスト当日の成績ならば、努力次第では短時間で上げる事が出来る場合はあります。
その場合は、進学塾等で一気に詰め込み勉強をした方が良い場合もあります。
進学塾と補習塾では目的が全く異なります。
さて、どちらの塾があなたにとって『正しい選択』『賢い選択』でしょうか?
次の授業では、予習塾と復習塾の違いについてお話いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。