補習型の塾と、進学型の塾
前々回に引き続きの形になりますが、今や選ぶのに悩んでしまうほどたくさんある塾の、種類と選び方のポイントについてのお話です。
今回は「補習塾」か「受験塾」か?に大きく2つに分けてお話します。
「補習塾」は文字通り、学校の勉強の補習を主に行います。「補う」わけですからね。学校の授業の予習・復習をすることによって、まずは定期テストの点数を上げることを第一目標にします。主に学校の授業についていけない生徒を対象にしています。ただ、高校受験の際に内申点をかなり重視するところもありますので、その場合、進学塾の要素も入ってくることになります。大学受験で推薦を狙う場合も当てはまります。
「受験塾」は文字通り、受験して合格を勝ち取ることが第一目標です。学校の授業には基本的に付いていけている、その上でいわゆる「受験勉強」をするわけです。「先取り・予習・演習」型と言えます。
中学受験の場合は、小学校の授業レベルを超える出題がされることが多いので、進学塾は強いわけです。高校受験の場合、内申点はもちろんですが受験本番の点数勝負になる都道府県もあるので、その場合も有効的です。大学受験も、現状では高校の勉強だけで追い付かない部分があるので(特に難関大になればなるほど)、受験塾の強さが引き立ちます。