塾を探すその前に

塾を決めるその前に

塾を決めるその前にしなければいけない事があります。

今までの授業(コンテンツ)からも分かりますように
・塾に行く目標は何なのか
・集団塾が良いのか、個別指導塾が良いのか
・良い塾と悪い塾の見分け方はどうやるのか

以上の内容を考えるのは大切です。
ですが、そのさらに前に考えなければいけない事があります。
それは、

『塾に行くのか』

という事です。

今さら論ですが、きっちりと考えてください。
ポイントは二つです。

ほんとうに通うのか?
子供に通う気はあるのか?

以上2点です。

一つ目は簡単な話です。
いま本当に塾に通う事が必要かどうか、もう一度考えてください。

塾を探していると、どれも良いように見えてきて、迷った結果、『じゃあまたにしようか』といって終わってしまう。
良くあることです。
そんな事になるなら、最初から探さない方がましです。

何のために考えるのかというと決意のためです。
自分の子供は塾に通わなければならないのだと、再認識してください、
通える範囲の中で最良の選択をして、塾に通わせるのだと言う事を決めてください。
それが探し始める第一歩です。

決意が固まったら、次に進んでください。

子供に通う気はあるのか?
難問です。
塾に通いたい子供というのは殆どいません。
大体、『通いたくないと思っている』、あるいは『通いたくないが仕方がないと思っている』、という状態だと思います。
別にどちらでも構いません。
ただ状況は認識するようにして下さい。
何故かというと、探し方が変わってくるからです。

『通いたくないと思っている』場合には、塾を見つけて、塾に生徒を連れてくるので説得を手伝ってもらうように依頼しましょう。
反抗期の子供を親が説得するのは、往々にして逆効果です。
塾の講師や教室長というのは、反抗期の子供の扱いに慣れていますから、力を借りる方が良いに決まっています。

『通いたくないが仕方がないと思っている』場合には、生徒に決断をさせるようにしましょう。
下見は親御さんがした方が良いかと思います。
子供は往々にして、色々見て回るのが面倒くさいという理由で、最初にいった所にきめてしまいます。
それを無理にやめさせても、やる気を失うだけです。
下見をして、一番良いと思う所から順に連れて行きましょう。
そして子供に決めさせれば、子供は自分で選んだという意識で勉強をします。
やらされていると思っているより、ずっと集中して勉強するでしょう。

さて、準備は出来ましたでしょうか。

では、次の授業では、どうやって探すかについて、お話いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。